経営者の立ち居振る舞いが、すべての従業員の行動規範になる

どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

 

所属する職場のトップが代わって、今までと同じ業務を行っているにもかかわらず、職場の雰囲気から仕事の指示系統、その内容までもが大きく変化したという経験を持つ方は多いと思います。

バイト先の店長が代わる、係長が代わる、たった一人の責任者が交代するだけで「ここまでチームとしての機能が変わるんスか!?」と感じるくらいの変化が起こる事も珍しくありません。

驚くほど環境が好転する場合も、逆にビックリするほど環境がすさんでいく場合もあるんですが(笑)その原因となる大きな理由のひとつは、職場のルール変更など明文化されたものではなく、新任の責任者の立ち居振る舞いによるものです。

 

 従業員の立ち居振る舞いは、経営者のうつし鏡

いい意味でも悪い意味でも、部下は上司の顔色を見て仕事をします。

子供が親の顔色を見て「どこまでなら怒られないか」というボーダーラインを探ったり(笑)新しい友人の反応を見ながら、どのジャンルの話題がNGなのかを手探りするのと同じ状況です。

新しいリーダーが何を良しとして何を悪しとするか、どんな発言をし、どんな行動をするか、こういった事を探りながら適応しようとします。

 

・何を求められているのか、どこまでがオッケーで、どこからがNGなのか

・言ってる事とやってる事に一貫性があるか

・部下とどのように接しているのか

 

上司が部下に観察され行動に反映する基準は、おおむねこの三つに集約されると言っても過言ではありません。

そしてこれは、「全ての上司」に当てはまる基準でもあります。

直近の上司だけではなく、組織やお店のオーナーであっても例外ではありません。

カッコイイ経営理念を提唱しても、それを提唱した自らが行動で示していないと「言動不一致」だと認識され、それだけで理念経営は形骸化して機能しなくなりますし、従業員の事を気にかけてくれないと部下が感じれば、彼らはオーナーや、オーナーの経営する組織を大事にしようとは思わなくなります。

組織の従業員は、経営者の「写し鏡」と言っても過言ではないわけです。

 

 経営幹部の立ち居振る舞いが、部下の行動規範と企業風土を作る

しかし逆に言えば、この事実は組織のオーナーが、部下である従業員に「こうなって欲しい、こう育って欲しい」という願いや想いを、自らが率先して行動に示すだけで浸透させる力を持っているという事を意味します。

部下に厳しい基準を求めても、経営者自らがそれを実践しようとしていると認識されれば、部下は躊躇無く同じ事にチャレンジしようとしますし、経営者が何かオモロい仕事を率先してやろうとすれば、従業員は「そこまでやってもいいんだ」と判断して、同じようにオモロい仕事を探し始めます。

トップの言動が、部下の行動規範となり、これが最終的に「企業風土」となります。

明文化された小ざかしいルールブックや後付の理屈なんて本来は必要ない、少なくとも「はじめにマニュアルありき」ではないんです。

 

 経営者の「想い」は、まず背中で部下に示そう

人間は適応能力がありますので、相手の顔色を見て行動を制御します。

その性質を前向きに使うと、チームはもっと簡単に、より強固な組織へと変化します。

こういう商売をしたい、こういう関係性をお客様と築きたい、もし経営者であるあなたにそういう想いがあり、それを言い表す理念やミッションを掲げているのであれば、何はともあれ、まずは掲げた本人がそれを体現して見せましょう。

あなたの部下や従業員は、ルールやマニュアルがあるからそれを守るのではなく、上司がそれを実践する背中を見せているから一緒にやりたいと思うんです。

経営やお客様や従業員への想いがあるのなら、まずはその想いに突き動かされるあなたの姿を見せてあげましょう。

 

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