どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

 

今年の5月に一部ネットを賑わせたtwitter投稿があります。

お客様からのクレームに対して本部が回答しているものです、元の投稿がもう見れないようなので、以下はtemitaさんからお借りしました。

 

そのtwitter投稿はこちら。

『いつも、お客さまの声にはクレームとか要望が書かれて、それに店長が返答して掲示板に掲示するんだけど、今回は本部の人が返答して、しかも結構怒ってた。言い方とかはちょっとあれかもしれないけど、この会社で働いててよかった。
いまから掲示してきます。
ゆーと (@Yuto_yumi_) 2017年5月16日』

個性輝く生き方推進室長

画像の掲示物全文はこちら。

『【お客さまの声】
最近、このお店に買い物にくることが多いです。安いし、品揃えもいいし、最高です。ですが、昨日来たときに気持ち悪いものを見ました。
昨日、お店に来たときに1階の駐車船で、車の中から手をつないで出てきた男の人たちがいました。
同性愛者というやつなのでしょうか?最近はどんどん増えてきているといいますが、やっばり見ていて気持ちが悪いです。
お店としては、そういう人たちを入店できないような対策を取ろうとは思いませんか? そういう人たちは家とかでこそこそ会っていればいいのに・・・と思います。
対策とかしてくれないなら二度と来ません。そういうお店ってこともインターネットに流します。

【本部 個性輝く生き方推進室長がお答えします】
結論から申し上げます。もう来ないでください。
当社では、同性愛者の方も異性愛者の方も関係なく、皆さま同じお客さまとして接しております。 お客さまは神様だという認識も誰一人として持っておりません。
皆さま大切なお客さまです。お客さまを侮辱する方を、当社はお客さまとしてお迎えすることができません。 ですので、二度と来店なさらないでください。
また、当社ではLGBTの方々が多く働いておりますが、気持ち悪い、辞めさせろといった意見は一切出ておりません。あなたさまの考え方や感じ方を否定するもりはございませんが、LGBTの方がの生き方を真っ向から踏みにじるような言動はおやめください。それだけをお願い申しあげます。』

 

この投稿がネットで拡散された当時、私も目にしてfacebookでシェアもしました。

ところが最近、別件でこの投稿を再びネットで検索してみると、ちょっと様子が違ってきてるみたいなんですよね。

捏造だとかなんとか、またそれを受けて自称評論家たちが「本部の人間がこんな言い方せんやろ」とか「個性輝く生き方推進室長って何だよ」みたいな論調でいろいろ言ってるわけです。

ここぞとばかりに「ノンフィクションではない理由」を全力でアピールする「ヘタクソプレゼン大会」みたいになってます、こわいこわい。

まぁ正直な話、本当に捏造だったらソコソコ残念な気持ちにはなるんですが、捏造であってたとしても、イヤむしろ捏造だったからこそ(決まってないけど 笑)この顛末には大きな気付きがあるなと。

 

お客様は、善意の客を守れない売り手に辟易している

まず、あえてこれを捏造だという前提で話をすすめます(笑)

このtwitter投稿が捏造だとしたら、わざわざ小細工仕込んだ上にハッタリまでカマして、この投稿をアップさせようと考えた人がいた、ということですよね。

それは何故か。

 

ウケると思ったから、拡散すると思ったからでしょう、たぶん。

この投稿を胸のすく思いで読み、シェアしたくなる人間が世の中にたくさんいると判断したからこそ、用紙を小細工し写真を撮ってまでアップさせたんですよね、捏造だとしたら。

多くの人が日頃から「モンスターなんたら」みたいにアタマのおかしな要求を突きつけてくる存在には疑問を感じていて、それに対して毅然とした態度で臨む人が現れたら歓迎するだろうと思ったから実行したわけです、捏造だとしたら(しつこい? 笑)。

そして、その目論見は当たった、と。

 

そう!ここが大事なんです、目論見は当たったんですよ。

ステキとか、カッコイイとか、シビレるとか(コレ私が言った 笑)賞賛の嵐でしたよね、特に客商売してる人たちのウケは非常によかったはずです。

 

お客様との信頼関係を築けない売り手は淘汰される

もうね、事実か捏造かなんて関係ないんですよね。

どのお客様を大切にするべきか、どのお客様を守るべきかを知っている売り手は、必ず消費者から支持される、ということです。

お店のルールをけなげに守ってくれているお客様が「守り損」になっていませんか?

並んだ列を無視して買おうとする人や、禁煙席でタバコを吸おうとする人、客席で大声ではしゃぐ人を、放置や見て見ぬふりをしていませんか?

あなたが並べと言った、ここでタバコを吸うなと言った、客席で大声出すなと言ったのをちゃんと守ってくれている人が不快になる状況を、あなた自身が作っちゃダメですよね。

あなたのお店で誰を大切にしなきゃならないのか、その為に何をしなきゃならないのか、この機会に一度考えてみてはいかがでしょうか。