「オマィガァータンルォンクアッ」

私が大好きな映画「ドラゴンへの道」で、ブルース・リー扮するタンロンと対面した敵の日本人空手家役の俳優が最初に言う台詞「お前がタンロンか」が、日本人の私にはこう聞こえます(笑)

どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

ディティールにこだわる

全くこだわる必要が無い部分、こだわり抜いてそこを評価してもらう部分、商品を発掘・開発する所からお客様にリピートして頂くまでに、私達商売人はいろんな「設計図」を頭にめぐらせます。

「ここはガッツリ作り込んだ方が喜ばれるんちゃう?」

「ここの表現はこうした方が心に響くやろ!?」

演出として、時に徹底したディティールへのこだわりを見せる事は大事です。

が、しかし、そのこだわりは本当に「ターゲットになるお客様が満足する為のこだわり」になっているでしょうか。

担当者の勝手な、個人的な妄想によるこだわりになってはいませんか?

こだわりました、お客様の立場で考えました、当たり前のように言われる事ですし当たり前の事なのですが、本当にそのこだわりは、お客様にしっかり届いてしっかり評価されているのでしょうか?

人はどうしても自分が好きな事、興味のある事、造詣の深い事へのこだわりを表現しようとしてしまいがちです。

それは時に、お客様という主役不在の、ただ自分がこだわる事が気持ちいいだけというマスターベーションに陥る危険を意味します。

何物にも貢献しないこだわりは、ただの自己満足、自己マンです。

どこまでやればどういう人がどういう満足を得られるか、具体的に想定もせずに「こだわりって大事なんだよねぇ」とか言う事自体がナンセンス、何より時間とお金が勿体無いです。

「オレ、こういうトコこだわっちゃうタイプなんスよねぇ」

知らんがな(笑)

お客様に影響を及ぼすこだわりなのか、作り手が気持ちいいだけなのか、自分自身に問い掛けるのはもちろん、従業員や関連業者の仕事ぶりにも注意してみましょう。

よくよく見ていると、信じられないような無駄なこだわりに時間を浪費している人、意外といるもんです。

主役はお客様、お客様に影響を与えないこだわりは、趣味として家の中でやればいい。

誰の為のこだわりか、どこまでやればそれが効果として表れるのか、それが明確じゃないのなら、多分それはこだわる必要のない箇所です。

今この瞬間にしなきゃならない作業なのか、一度立ち止まって考えてからでも遅くはありません。

「お前がタンロンか」

日本人が観て、ちゃんと喋れてへんのやったらそこは別に広東語でもよかったんとちゃうんかい!?(笑)