お客様との温度差を埋めることが、ファン化や商品の購入につながる

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どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

 

商品を購入して下さったお客様の個人情報が手に入る瞬間、というのがあります。

会員カードと引き換えに個人情報を提出して頂いたり、ネットショップなどは商品を自宅直送する為の必要情報として提供して頂いたりします。

今は個人情報の管理にうるさくなったので、情報を提供いただく際には「弊社からの案内にのみ使用させて頂きます」みたいな一言を添えた上で情報をお預かりしてますよね。

 

目次

 売り込まれて喜ぶお客様は存在しない

お客様の個人情報・購入情報というのは商売人にとっては財産。

江戸時代でも大福帳だけは、火事から守れるようにこんにゃくで作った防水紙を用い、もしもの時は火を逃れる為に井戸へ落としたという話です。

連絡先を手に入れ「ウヒャヒャ、これでDM送り放題でんな」みたいな皮算用をする事業者さんも少なくないでしょうが、こういうスタンスで個人情報に接すると、せっかく得られかけたあなたの信用が台無しになりますので絶対にやめましょう。というか、やめて下さい(笑)

フェイスブックで、誰かが書いてるコメントに「いいね!」したら友達申請が来た、別に悪い気はしないのであなたがそれを承認したら、その途端ガンガンにイベント案内が届くようになった。

学生時代の友達から「久し振りに会おうよ」と連絡をもらい、再会した途端ネットワークビジネスに勧誘された。

引くでしょ?どちらも最初に「ドン」が付くくらい(笑)

これと同じ状況なんです、自分がやられたら困りますよね。

 

お客様が会員になったりお店の案内を受け取る事を許可した段階というのは、明らかに付き合って欲しそうなあなたに対して(笑)お客様が「少しだけ」興味を持って、悪い人では無さそうなので「友達からはじめましょう」と言ったに近い状態です。

要するに、二人は「まだお付き合いはしていない状態」です。

売り手は、住所やメアドを教えてもらい連絡をとる許可を得た事で、すっかり浮かれて商品案内をガンガン送りつけてしまいがちですが、少なくともこの段階でそういう行動に走るのはお互いの温度差があり過ぎて引かれてしまうのがオチです。

最初のデートで「俺たちの子供には何て名前を付ける?」って聞いてるようなもんですし(笑)これが続けばあなたはただのストーカー、要するに「好かれ過ぎて怖い」逃げたくなる対象になってしまうわけです。

 

 お客様の体温を上げる為には適切な時間と手順が必要

このような状況になる原因、それはもう「あなたの温度差による勘違い」という一言に尽きます。

あなたは商売人になる準備段階から商品を売る事だけを考え、商品を準備し、お客様となり得る消費者を集め、その方々の期待通りまたはそれ以上の商品やサービスを提供する。

そしてその結果、お客様の個人情報とDMなりメールマガジンなりの配信許可を手に入れます。

長かったですね、ここにたどり着くまで(笑)やっとあなたのファンになってくれる可能性のあるお客様のリストを手に入れましたよ!

あなたにとっては長い準備と行動の末にやっと来店して頂いたお客様、そしてこの先もずっとお付き合いを続けさせて頂く為の、更なる一歩を踏み出そうとしているわけです。

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ところが、お客様にとっては全く違います。

 

買い物しただけ。

 

あなたにとっての商売、そのお客様に何かを販売するというのは仕事、多少下品な言い方をすれば「飯のタネ」ですが、お客様にとっては只の「お買い物」に過ぎません。

ショッピングという日常生活の中の一つの行動をしたというだけ、長年の夢が叶ったあなたとは温度差があって当たり前です。

 

もちろん「B to C」と「B to B」では状況が違ってきますが、どちらにしても売り手と買い手に温度差があるまま話し続けてもカラ回りになる事は、日常生活での誰かとの会話を思い出せば簡単に想像がつく話です。

温度差を埋める為には、もっと他に伝えなくてはならない事がいっぱいあるはずです。

買って頂いた事への感謝の気持ち、その商品を選んだ事がどれだけ正しかったかという選定眼への賞賛、あなたの商品への思い入れ、あなた個人の事、会社スタッフの気持ち、他のお客様の話、いくらでも出てきます。

「こういう人達がこういう想いで作った商品を、私は選んだんだ」と分かって貰える話、じんわりと、あなたと同じ体温に近付くような順番で話をしましょう。

 

 お客様にリピーターへの階段を登って頂く為に

気の利いたニュースレターやメールマガジンを出している商売人は、いきなり売り込みのメールを送ったりしません。

一度購入して頂いたからといって、あなたが扱う商品に興味津々だなんて錯覚もしません。

ここが、やっと立てた「お友達」のスタートライン。

このあと上る「リピーターへの階段」は、お客様がつまずいたり上がる気力が失せたりしないよう、あなたが「段」の大きさ調整する必要があるんですね。

 

簡単に言えば「一度一緒にご飯食べたくらいで彼氏ヅラせんといて!!」って事です。

あ、なんかしらんけど泣きそうや(笑)

 

 

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