お客様に選ばれたければ、まず先にあなたがお客様を選ぼう

お客様に選ばれたければ、まず先にあなたがお客様を選ぼう

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どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

商売をする上で、あなたが扱う商品を軸にお客様や取引業者さんと良好で円滑なコミュニティを形成する為には、

「お互いがお互いを選び合った末に求め合う」

という、ちょっと恋愛チックな(笑)プロセスを経る必要があります。

お客様が同業他社ではなく、あえて「あなた」を選ぶ為の条件があるように、あなたにも「ぜひ私のお客様になって頂きたい」と思える条件があるはずです。

たとえばそれは、あなたの提供する商品やサービスに対して高い満足を感じて下さることだったり、決して値引きを要求してこないことだったり、ひょっとするとあなたの売り手としての人格を尊重して下さることなのかもしれません。

お互いが相手に望む条件がマッチするからこそ、ストレスなく長期的な関係が保てるわけです。

もちろんお客様には「一見さん」がありますので、よほど特殊な商環境でない限り100%のお客様とベストマッチング!とはいきませんが、お互いをリスペクトし合う「ファン関係」を築けるお客様の比率は1%でも高い方が、商売は快適かつ安定した運営が可能になります。

ただ、私たちはお客様と集団お見合いをするわけではありませんので(笑)お互いが釣書きや好みのタイプをアピールしまくって相手を探す、というシチュエーションにはなりません。

多くの場合は、まず売り手である私たちが商品宣伝やお店作りを通じて、どういった方にお客様になって頂きたいかと言う有形無形のメッセージを発信し、それに応える形で該当するお客様が集まる、という手順を踏む流れになります。

あなたが扱う商品を喜んで下さるお客様はどういう人かを、集客の為の宣伝文句で絞り込むのはもちろん、お店の外装、内装、接客対応、五感に訴えるすべてがお客様「を」またはお客様「が」選ぶ為のメッセージになっているわけです。

目次

お客様が集まらないのも、望んでいない客層が増えるのも、すべての原因は売り手にあるという事実

商品のキャッチコピーを考え、お店の外装や内装にこだわり、従業員をトレーニングする、私たち商売人はこれらを、お客様を「集める」つもりで行っていると思います。

しかしこの作業、実際は「必要なお客様を選んで、不要な人は遠ざける」為に行っています。

売り手本人に自覚があろうと無かろうと、売り手が発信する情報は全てお客様の取捨選択の為に行われていますし、そうでなくては、あなたが望む理想のコミュニティはいつまで経っても形成されることはないということです。

商品の宣伝内容も、お店の外装も内装も接客対応も、あなたがお客様に提示しているものはすべて、例外なく、あなたが付き合いたいお客様を選ぶ為のメッセージとして届いています。

あなたが「付き合いたい」と思う人をちゃんと絞り込めていないと、又はあなたが「付き合いたくない」と思う人をちゃんと絞り込めていないと、あなたが付き合いたいと思うお客様はいつまで経ってもあなたの前には現れません。

これは即ち、あなたの心と時間をむしばむ、文句や値下げ要求しかしてこないメンドクサイお客様が、いつまで経っても減らないということなんですね。

あなたが発信する情報や立ち居振る舞いは、事実上お客様のふるい掛けを行っています。

そして、ふるいの目の大きさは売り手自身で決めることが出来ます。

その目が粗いと、お客様はたくさん落ちてくるけど、本当はあなたが望んでいないタイプのお客様、言い換えると、あなたやお店にとっての「不純物」が増えます。

たとえば、そこそこ可愛くて人当たりのいい女性が「最近彼氏と別れてさびしい」だとか「誰か遊んでくんないかな~」なんてセリフをあちこちで吐いていれば、デートの誘いなんて比較的簡単に来るわけです。

だってスキだらけに見えますモン(笑)何なら「こいつオレの事、誘ってるな」くらいのイタい思い込みは余裕なワケです、男なんて(笑)

その女性が、本当に相手は誰でもいいと思ってこう言ってるのなら、しばらくはバラ色の休日が続くでしょう。

けどたぶん、実際はそんなにストライクゾーンが広いわけではないんですよね。

本当は「できれば年上で、同姓にも好かれていて、けど女性には彼女だけに優しくて、笑いのツボが一緒で、オシャレだけどブランド志向ではなく、身長180以上あってスポーツしてる人」という明確な好みがあるにもかかわらず、それを伝えていないと結構メンドクサイわけですよ。

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「オマエまで手ェ挙げるか!?」くらい好みから外れた男性からもガンガン誘われますが(笑)なんせ人当たりはいいんで、気を使いながらお断りをしなきゃなりません。

断るのもいい加減シンドイわとデートに応じても、そもそもストライクゾーンから外れているのでそんなに楽しくない。

自慢話聞かされて、いきなり俺の彼女扱いされて、1の位まで割り勘されて、お腹が痛いからちょっと休憩して行こうとか言われるわけです(笑)

こうなるともう、遊んでるんだか遊ばれてるんだかすら分からない、ただひたすら実入りの少ない不毛な時間が過ぎていきます。

挙句の果てに、実は身近にドンピシャで好みの男性がいて、その人に誘って欲しくて「最近彼氏と別れてさびしい」だとか「誰か遊んでくんないかな」とか言ってたつもりだったのに、その男性には「オトコだったら誰でもいいんだなオマエは」とか言われたりするありさま。

もうねぇ、ヘトヘトなわけです(笑)

何やってんだアタシは!? ですよホント。

この女性がやってることは商売、特に集客や経営者が目指す商売の「あり方」になぞることができます。

そして、私がこの女性に尋ねたいことは、お店の経営者さんに尋ねたいことと同じです。

「あなたは、こういう付き合い方をしていて楽しいですか? ずっと続けたいと思っていますか?」

人を集める唯一の条件が「相手をしてくれるなら誰でもいい」だったら問題はないんです。

しかし、本当は明確な好みや自分に合うタイプがあるにもかかわらず「誰か私の相手してください」としか発信しないのであれば、そりゃ~どうでもいいヤツがわんさか押し寄せてくるのも当然です。

これは、もちろん押し寄せる男性が悪いのではありませんし、来店するお客様が悪いわけでもありませんよね。

だって、発信した情報は「相手をしてくれるなら誰でもいい」というメッセージだけなんですから。

誰も集まってくれないのはキツいので(笑)まずは出来るだけ間口を広げてたくさんのエントリーを受け付け、その中から好みの方をチョイスすればいいと考えていたのかもしれませんが、そこにたどり着く為にはストレスと手間だらけの選別対応業務が待っていることを覚悟しなくてはなりません。

八方美人でいるがゆえ、その立ち居振る舞いに対する反応は高いですが、その反面、恐ろしく属性やマッチング比率の低い人たちのお相手を「集めた責任を果たす為だけに」延々と続けなければならないわけです。

一生のお付き合いとなるお客様だけを集める為に、売り手が発信しているメッセージを見直そう

お客様は、商売人が発信した情報を元にお金を払う相手を決定します、この順序は変わりません。

今あなたが抱えているお客様の質に、もしあなた自身が疑問や不満を感じているのなら、きっとその原因は「そういうお客様が集まるような情報」を発信している「あなた自身」にあります。

お客様が集まる仕組みとは、まず最初にあなたがメッセージを発信し、それに反応するお客様が応えている、順番としてはただそれだけのことなんですね。

一生付き合っていきたいと思うお客様に囲まれて商売をしたいのなら、そういう方々が集まるような情報発信や立ち居振る舞いを、売り手が行わない限り叶わないということです。

お互いがお互いを選ぶというプロセスを経た商売人だけが、お客様と相思相愛の関係を築く権利を得ます。

あなたが発信するメッセージは、あなたがお付き合いしたいお客様にだけ届く内容になっているか、一度確認してみましょう。

今あなたの前に現れているお客様は、一人残らずあなたが発信したメッセージに呼応して集まっています。

お客様を選びたいのであれば、あなたが先に届けるメッセージを変えなければならないんですね。

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