売り上げや利益の為にどこまで出来るか -忘れかけてた商魂の逞しさを、謎のオッサンに思い出させてもらった話-


売り上げや利益の為にどこまで出来るか

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どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

 

きのう久しぶりに大阪で飲む機会があり、その帰りに難波駅で地下鉄の切符を買おうと並んでいた時のこと。

「地下鉄乗るの? これ、200円で買ってよ」

と、ワンデーパスのようなカードを持ったオッサンに声をかけられました。

行き先の梅田までは240円……とか言う前に怪しさが先に立つオッサンなんですが、なんせ酔っ払ってたせいもあって(笑)たいして警戒もせず財布を開けてみると小銭が入ってなかったので、中を見せつつ「200円、ないわ」と言うと、彼はひるむことなく「1000円を券売機に入れて180円の切符を買って、おつりの20円をたして交換してくれ」と要求してきました。

なんせ酔っ払ってたので(笑)ハイハイ言いながら切符とカードを交換。

券を買う列から離れ、しばらくオッサンを目で追ってみると、同じように誰かにパスを売りつけてる様子。

 

ここからは私の勝手な推測ですが、

オッサンはまず、地下鉄の自動改札でワンデーパスを使って出てくる乗客に片っぱしから声をかけ、もう使わないパスを100円で売ってくれと言う、または無料で譲り受ける。

次に集めたカードを券売機に並ぶ人に向けて200円で売りつける、私のように小銭で200円がない場合は180円の切符とおつりの20円と交換し、180円の切符は払い戻しして現金に替える。

一枚売れて最大利益200円、パスを入手するのにお金を払っているなら100円程度、何枚集めたのかは知りませんが、地味でもやったらやっただけ確実にお金に換わる労働です。

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元手ゼロ、手間と時間を惜しむかどうかだけ。

この商魂の逞しさったらね。

忘れかけてましたよ、15年前はハンバーガーを59円で売る手伝いしてたのに(笑)

やるやらないは別にして、こういうハングリーさって大事ですよね、私たちはどうしてもカッコつけて綺麗に小金を稼ごうと考えてしまいがちやなって。

カッコよくないからとビラ配りやポスティングを避けたがる店舗オーナーは少なくないけど、泥臭いことを愚直に積み重ねることが出来るヤツが、キャッシュを手にして営業資金をより長くまわし続けられるのも事実。

いろいろ考えさせられたり気付かされたりしながら梅田からJRに乗り、あげく雪の降る滋賀で乗り過ごしてUターン待ちのホームで凍死しかけるというね(笑)

 

けどまぁ、ホントいいもの見れてよかったです。

オッサン、パワーをありがとう! たぶん私より若いんやろけど。

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