聖域なき改革

どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

やったらアカンと、まことしやかに言われている事が商業界にはあります。

あなたが商売をしている業界内で、まるで「やったらアカン」と禁止事項のように言われている事のいくつかは、よく聞いてみると「やらない方がいい」という程度のものだし、その理由は「業界でやってる人がいないから」というあいまいなものだったりします。

「やらなきゃダメ」って、さもそれが常識で当たり前かのように言われている事も同様、理由を聞いてみると結局「業界ではみんなやってるから」だったりします。

同業他社を出し抜こうと必死であるはずなのに、実際に差別化や独自化を狙う部分は限定的で、自分勝手に「業界の通例からははみ出さない」事をよしとする聖域を設けてしまっているという現実があります。

もしあなたが、その聖域に踏み込んで他とは違った何かをすると、何割かの同業者がそれを非難し、何割かの見込み客だった人が顔をしかめるかもしれません。

しかし、少ないながらも一定比率であなたの大英断を支持する人がいるのなら、その人達はあなたのお客様どころか信者になり得る。

その人達は、あなたに対して「好意」や「好き」を超える「惚れる」というレベルで支持してくれるかもしれないし、そんなアウェーな環境であなたを認めてくれたお客様達を、あなたが大事にしたいと思わない訳が無い。

業界全体やあなた自身の中で、勝手に聖域を作ってしまい、その存在を疑う事すらしていないものがあるかもしれません。

存在するの事が当たり前だと思っている事、無いのが当たり前だと思っている事、これは全てあなたが勝手に決めた「聖域」だと思っていい。

そういった細々した事すべてを一度棚卸ししてみて、本当に必要なのか、どんな意味があるのか、代わりじゃダメなのか、そういった事を考えてみましょう。

例えば、お客様がお店に来た時に言う「いらっしゃいませ」

必要ですか?

必要でしょうね(笑)

けど、そうやってあらためて考えた事って無いと思います。これが「聖域」です。

歓迎の意味を込めてお客様にあいさつするわけですから、無言ではちょっと…ってさすがに思いますよね。

では代わりにその気持ちを伝える言葉はありませんか?

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例えば、お客様が戻ってくるという意味を込めて「いらっしゃいませ」を「お帰りなさいませ」、「またお越しくださいませ」を「行ってらっしゃいませ」というフレーズにしているお店がありますよね。

そのお店は、誰もメスを入れなかった聖域に踏み込んだといえます。

家族的な雰囲気を演出するのがそもそもの目的だったとしても、「お客様が来たらいらっしゃいませと言う」という「当たり前」に疑問を持つ事ができたから「お帰りなさいませ」が生まれたはずです。

賞味期限を勝手に延ばしちゃダメだし産地を偽ったらダメ(笑)本当に踏み込んじゃダメな聖域は、お客様を騙したり迷惑掛けるところだけです。

それ以外のほとんどは、実は何やったっていいのかもしれません。

「いらっしゃいませ」の後に「こんにちは」は必要?

「お客様」は「お客さん」ではダメ?

傘立ては本当に店外に置いてるほうがいい?

研修期間アリ、なんてぼやけた表現で求人来る?

DMは四角くないとアカンの?

そういう立ち位置で、あなたの商売を一度棚卸ししてみましょう。

目の前にある「当たり前」に疑問を感じれば感じるだけ、あなたの商売の可能性は広がっていくはずです。

ちなみに下のリンクのようなプロフィール、いつかエッセンスをパクると心に決めてます。

私はこういうプロフィールを平気で出すヤツでいたいと思いますし、それを眉間にしわを寄せる事なく笑顔で受け取る人とだけ仕事をしたいと思っています(笑)

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