ミッションを問い掛け続ける、という仕組み作りの重要性

どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

今日はまずこのリンクをご覧下さい。

海外で”Like!”され過ぎな天才的広告まとめ – NAVER まとめ

はい、ご覧になりましたか?

ニヤニヤ出来るモノを期待された方には申し訳ありません(笑)

それでも「ほぅ~~」とか「う~~ん」とか、いろいろ感じる事があると思います。

ACのコマーシャルなんかでも時々そういうのがありますよね。

現代社会を生きる上で、とても大事に思える何かが、刺激的な表現を使って啓蒙されているのが分かります。

ところがここからは憶測ですが、これを見てドキッとしたり何かを感じたからと言って、今までギャンブルやタバコの歩き吸いを続けていた人がその日を境にやめたりするのか、ミンク大好きな人が毛皮を買うのをやめたりするのか、ゴミのポイ捨てが習慣になってる人がそれをやめたりするのかといえば、その効果としては正直なところ期待出来る程では無いのではと思っています。

見た時はハッとして「ああ、気をつけよう」と感じるでしょうが、そのまま即行動に移せる人なんてホントに僅かだと思うんです。

ホンマいい事書いてるって分かるし納得もしてる、なのにいざその状況になったら忘れてる、または自分の行動に置き換えては考えられない。

これが会社やお店がミッションや理念を掲げた「だけ」の、言い換えると「絵に描いた餅」の状態です。

例えば社是、企業理念なんかには「私たちはお客様を第一に考え・・・」とか「真心でお客様に接し・・・」とか、一つひとつは誰も文句を言えない程真っ当で当たり前の、商売人としの心得が書かれていますよね。

しかしこんなものを壁に貼ったり朝礼で唱和するだけで、みんなが行動に移せてるなんて考える事がどれだけ甘い目論見なのかが、これで実感して頂けると思います。

先ほどのリンクを例にして続けると、例えばどこかの街でのタバコの歩き吸いを本当に止めさせたいのであれば、喫煙所以外のいたる所にあのポスターを掲出したり、折に触れて歩き吸いについて考える機会を設けるようなキャンペーンを展開するでしょう。

毛皮の購入を本気で止めさせたいのであれば、上のタバコと同じような方法を採るか、無理を承知で言えば毛皮売り場の入り口にあのポスターを貼ったりするかもしれません。

要は、正したい行動をしてしまう前後に、強制的にでもそれについて考える機会を作り、習慣になるまでその環境を保つ事が、特に初期の段階では必要なはずなんです。

そもそも無意識にしている事や、好きでしようとしている誰かの習慣や嗜好を変えようとするんですから、新しい価値観がその人の習慣になるまでは徹底的に寄り添う必要があるわけです。

仕事で言えば、現場での仕事中やその状況になった瞬間に「お客様に寄り添う」を思い出し、それに沿った行動が採れる環境を作るという事。

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ミッションは日常の行動に表れないと何の意味も無いし、せっかく掲げた職場の理念やミッションを、実は誰も実践してない「絵に描いた綺麗事の餅」だと従業員自身が感じ始めたら、むしろミッションを掲げた事そのものが逆効果にだってなりかねないんです。

ミッション経営をしたいのなら、もっともっとそれについて全員が顔を突き合わせて「考える」機会が会社の制度として必要ですし、お客様に接してる直前直後に改めてそれを意識する仕組み作りが必要です。

理念を作って、飾って、暗記させる、ここまでは多分パンくんでも出来る(笑)

「仕組み」と呼べるのはここからです。

お客様や従業員、会社・お店、あなたがその全てを愛しているなら、あなたが掲げた理念やミッションで会社全体が考え・動く「仕組み」を作りましょう。

「ルール」を生きた状態に保つ為のルール、それが「仕組み」、言い換えれば「システム」です。

それが無い組織は、やがて執行部が発する言葉に重みを失って、言いっ放し、やりっ放し、やらせっ放しが横行するようになり、あらゆる決め事が短期間で形骸化していきます。

誰も実践していない理念をありがたがって大事にしているというだけで、経営者であるあなた自身が、ミッションの本音と建前という二枚舌の存在を認めている事になるんです。

あなたのお客様が、笑顔でリピートして下さる組織を本当に作りたいのであれば、そのイメージを文章化しているはずの理念やミッションの浸透に手を抜く事など許されていい訳が無いんです。

仕組みを作る為の大前提は、あなたやあなたの側近にあたる幹部クラスが身をもってミッションを実践している、身体で従業員に表現して見せているという事です。

誰が見ても「ミッションの体現者」であるあなたが、その「熱」を伝えようとして仕組みを考えるから稼動するんです。

仕組みというシステムは、決して仕組みそのものの良し悪しだけで稼動するのではありません。

特に導入初期においては、その仕組みをどんな想いで作ろうとしているかという、あなたの「熱」が伝わるからこそ稼動するのだという事を忘れないようにしましょう。

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