商売での目立つ、という事 その1

どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

「要は、目立つ為に変わった事をする、奇をてらうという事なんですか?」

同業他社との違いをお客様に伝える、いつもこういう話をしていますので、時々このような質問を受ける事があります。

確かに「ウケる」という状態を私は極めて肯定的に捉えていますので(笑)具体例だけを見ているとそういう疑問が湧いてくるのかもしれません。

また、「ウケを狙う」「奇をてらう」ように見えるアクションは、悪い言い方をすれば、「イロモノになる」という誤解や不安を招いているのかもしれません。

そこで今回は基本に立ち返って、「目立つ」という事についてお話ししたいと思います。

私が発行しているメルマガの冒頭部分には、

【インパクトマーケティングとは、既存の販売戦略を、常にお客様が最も喰い付く状態にチューンアップし続け、顧客反応を最大に保つ方法】だと定義しています。

この原則に則って私は、既存の販促ツールの使い方や、リピーターにつながるアクションを見直し、その効果を最大に発揮する事で、限りあるコストを1円も無駄にする事なくお客様の心を掴もうと訴えてきました。

既存の販売戦略をわざわざチューンアップしなくてはならない理由は、

「売り手は充分お客様の目に留まる宣伝をしているつもりなのに、買い手から見える実際は、競合他社の宣伝との違いが伝わっていない事が多く、結果的に目立たず埋もれてしまっている」

からです。

何故埋もれているのかというと、

世間で言われる「良い販促方法」「正しい集客方法」「マニュアル通りの接客方法」は全て、同業他社にとっても「良い」し、「正しい」し、「マニュアル通り」だから。

みんな、あなたと同じ認識と価値観の上でアクションしているからです。

要するに、あなたが業界内のセオリーに則った「正しい」販促を意識すればするほど、「ライバルのやり方と同じ」になってしまうわけです。

この状況から抜け出し、本来の販促効果・顧客反応を得る為には、

お客様があなたの宣伝を目にした時に、「同業他社に埋もれない見え方」をしている必要があります。

まずは、買い手があなたの存在に気付いてくれなければ、商売は始まらないという事です。

ではここで、最初の質問に戻ります。

「目立てばいいの?」

誤解を恐れずに、あえて言えば「そう、宣伝なんだから目立てばいいの」という事になるでしょう。

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ただ、もう一言添えるとしたら、「ただし、本来の集客の目的やメカニズムを維持したままで」という事になります。

何でもいいからとりあえず目立て!…というのは大きな間違いなんです。

そりゃ目立たず埋もれてしまうよりはいいかも知れません。

しかし、ただ人目を引くだけの「イロモノ的販促」は絶対に長続きしません。

私達商売人が目指すのは、「売る」のではなく「売り続ける」という事です。

あなたの宣伝を見たお客様、購入したお客様、満足してリピーターになるお客様、「売り続ける」には、お客様が次のステップに進む事を前提に考えなければなりません。

未来のあなたにお客様を送り届ける事が目的なんです。

後先考えずギャーギャーうるさい、ただ目立っているだけの人を世間では「イロモノ」「キワモノ」と呼びます。

誰の周りにも一人や二人はいますよね、そういうテイストの人が(笑)

ネタ出し系のお笑い番組などで、「この芸人さんに二発目は無いな」と断言できるテンション高いだけの人、いますよね。

確かに初見では目を引きますが、それでは商売は続きません。

「イロモノ」「キワモノ」が、お客様に安心感や満足感を与え「続ける」事は不可能だからです。

集客というのは、あなたが人前に姿を現し、その中からあなたが提供する商品やサービスを必要とし、喜んで買い続けてくれる人を見つける作業です。

その為に「目立つ」、言い換えると「お客様に同業他社との違いを適切に伝える」、にはどうしたらいいのでしょう。

続きは次回で。

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