どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

私はこのブログでよく下のリンクのような「他とは違うちょっと変わった」販促ツールを紹介していますし、いろんな場所で「同業他社に埋もれてしまわないように工夫する」事の重要性について書いています。

「ほな目立ったらええんかいな!?」

と、お考えになる方もいらっしゃるかと思いますが、それについて一言で言えば「イエスでもあり、ノーでもある」という甚だ煮え切らんお答えをするしかありません(笑)

商売は、まずお客様となる人に、「あなたの存在」に気付いて頂かなければ何も始まりません。

「ちょっと奥さん、アンタに必要なモンって、ひょっとしたらこれちゃいまっか!?」

「そーやんかいさぁ!スゴイなぁ、何でわかるん?ほな、頂くわ」

かなりザックリした会話で例えるとこういう事(笑)

同業他社が扱う類似商品の中から、「コレ欲しい!」とお客様に言ってもらう為に宣伝は行います。

そういう点で見れば「目立てばいいのか?」はもう完全に「イエス」です。

奥ゆかしい私達日本人には、この「目立つ」という言葉や行動を下品なものだと認識している向きがありますが、こと集客に関しては、そういった精神的なリミッターは足かせ以外の何ものでもありません。

あなたの存在をお客様に伝える事が出来ない商売なんて成り立つわけが無いんですから、法律とあなたの中の倫理観に触れなければ、どんな手を使ってでも先ずは目立つ、要するにあなたを必要とするお客様の前に姿を現さないと始まらないわけです。

例えばスーツ着たサラリーマンが、学校のグラウンドに3000人ひしめき合ってると考えてください。

気持ち悪いですよね(笑)けど我慢して想像してみましょう。

その中のひとりはあなたです。

校舎の屋上からグラウンドを眺めている人に、あなたの存在を気付かせる為には、大きく手を振ったり、大声を出したり、スーツの色を変えたり、異常にヒールの高い靴を履いたり、帽子を被ったり、髪の毛をチョンマゲにするなどの手段に訴える必要があります。

要するにあなたは「他の2999人に紛れてしまわない何か」をしなくちゃいけないわけです。

ウォーリーを探すような慎重さで、最初から微妙な違いを選り分けてあなたにたどり着くなんて事は期待できません。

何故なら、あえてあなたを選ぶ理由が、その人には全く無いからです。

他の人との違いが判らないんですから、選ぶ理由が無いのは当然です。

では変わった名刺を用意すればいいのか、同業他社のライバル達がしていない事、他の人に紛れてしまわない何かをして目立てば売れるようになるのか、という話になりますが、それは残念ながら全力で「ノー」です。

目立った、お客様の目に留まったというのは、売れるかもしれない「アピールチャンスを得た」という事に過ぎません。

これは、ドカンと売れた芸人さんが一発屋で終わるか終わらないかで例えるとわかり易いかもしれません。

一発屋と呼ばれて消える芸人さんと、消えない芸人さんの違い、それは「売れている間に別の魅力を提示出来ているかどうか」という事に尽きます。

流行語大賞にノミネートされるくらい爆発的に売れてメディアにひっぱりだこ、来る日も来る日も同じネタを求められ疲弊し、そして飽きられていく。

これが私達がテレビで目にする一発屋さんですが、同じようなスタートでメディアに露出した芸人さんでも長くテレビに出続ける人がいます。

その人達は今でも当時のギャグをやっているのか?

やってるわけありません。

彼らは人の目が集まっている間に「次の自分」に気付いてもらっています。

「あいつ、意外にトークもいけるやん」
「コーナー仕切らせたら案外上手いんちゃうか?」

次につながる魅力的なオファーをちゃんと提示しているから「次がある」わけです。

目立つ事は大事、知って貰わなければ話は始まらない。

しかし、目立つという事は、同時にお客様の期待も上げてしまう事になります。

私達商売人は、何の為に目立たなくてはならないのか?

それは、このチャンスを取っ掛かりに、お客様と一生のお付き合いをする為でなくてはなりません。

「目立つだけ」「変わってるだけ」「個性的なだけ」の集客方法では、結局お客様に押される烙印は、ただの「イロモノ」です。

「個性的」と「イロモノ」は全く違うものです。

目立ちたいだけで中身が伴わない「イロモノ」と、ずっと付き合いたいとは誰も思いません。

お客様の目をひいた後に、その流れでちゃんと商品やサービスの魅力を提示できない集客方法は、それが派手であればある程、ただの「悪ふざけ」に映ってしまうのです。

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