「いい人」がモテるわけではないように、「いいお店」が繁盛するわけではない
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どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。
過去に行ったことのあるお店が閉店した、という話を聞いて
「いいお店やったのになぁ」
って思った経験、ありますよね。
行ってみて、使ってみて、「いいお店やなぁ~」って感じるお店は、いくらでもあります。
しかし、多くの人がそう感じているのにつぶれてしまうお店もまた、いくらでもあります。
お客様から同じように「いいお店だ」という評価を頂いているのに、繁盛するお店と、廃業に追い込まれるお店が存在するという現実があります。
この違いは何でしょうか。
目次
素敵なお店なんて簡単につぶれる、という現実
過去にあなたが「いいお店」だと思っていたのに、知らない間につぶれていたお店を思い浮かべてください。
あなたが「いいお店」だと思っていたのに、そこに行かなくなった理由は何でしょう?
引っ越したとか、職場が変わったとか、肉食がベジタリアンになった級の嗜好の変化とか(笑)行きたかったにの行けなくなったというのはありますよね。
その他はどうでしょう、少なくともお店の対応や商品にガッカリしたのなら、その時点で「いいお店」だとは思わないでしょうから、他に理由があるはずです。
しかし、たぶんですが、明確な理由は思い浮かばないんじゃないでしょうか。
何なら、そのお店がつぶれたと知るまで、そのお店の存在も、そのお店が「いいお店だった」ということも忘れていたんじゃないでしょうか。
いいお店なんて、実は簡単につぶれます。
もう少し詳しく言うと、いい「だけ」のお店なんて、簡単につぶれます。
お店を出た直後に「あ~、いいお店だったな」と、どれだけ多くのお客様が感じたとしても、いいお店であることを実感する為に再来店しないのであれば、もはや「いいお店」であることに価値はありません。
次回の来店動機につながらない「いいお店」という評価なら、少なくとも商売の上では何の意味もないんです。
素敵なのにつぶれるお店には、何が足りないのか
この記事のタイトルにしてしまっていますが、世の中では、いわゆる「いい人」が必ずしもモテるわけじゃないですよね。
むしろマイナス要素がない人たちの中では一番モテない人だったりします、「アイツ、いいヤツなんやけどなぁ」なんてセリフは、今や残念な人を称する代名詞みたいになってます(笑)
モテる人って、いろんな意味で特徴的です。
カッコいいとかカワイイとかオモロいとかやさしいとか頭がいいとか、いろいろ好みはあるでしょうが、そういう「強い好感」というフックが相手の心に突き刺さるんで、会ってない時にも思い出しますよね。
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気になるんわけです、ひとりでボーっとしてるとアタマに浮かんできて「これって、ひょっとして恋?」みたいなね、「別マ読んでるんでしたっけ!?」みたいな感じになる(笑)
また、そういう強い特徴がなくてもモテている人に共通する、ある傾向があります。
そう、マメさです(笑)マメさ。
マメさの効用って大きいんです。
マメにコンタクトをとるので相手を不安にさせない、かゆいところに手が届くので付き合ってて快適、そしてなにより「相手が存在を忘れたり、他に目移りさせる程の距離や時間を置かない」んですよね、マメなんで。
結局ですね、目に前に彼らがいなくても忘れない、忘れさせない仕組みを持ってるんです、モテる人って。
ビジュアルやオモロさという強いフックがある人は、その印象が相手の心に深く刺さりますし、そうじゃない人は、マメさという武器で接触回数を増やしているから、印象が薄くならないんですよね。
結果的に残るのは、フックもマメさも持ち合わせていない、ただ「いいだけの人」です。
多くのお客様から「いいお店だね」って思われているのに流行らないのは、コレと同じなんです。
確かに「いいお店」だとは感じたけれど、「また行こう」というアクションにつながる程の、強い魅力はない。
しかもそういうお店って、毎日行く必要のある日用品を売ってるわけじゃないので、そのうち存在が記憶から薄れてきます。
要するに、忘れられていくわけです。
行く価値がないわけでは決してないんですが、たびたびお店を思い出し、つい行ってしまう程の吸引力もないし、たびたび思い出させるような、マメな仕組みも存在しないから忘れられてしまうんですね。
これって、売り手の怠慢です。
もったいないですよね、せっかく頑張って「いいお店やなぁ」って思われているのに。
お客様の記憶に、とどまり続けるお店になろう
この記事の最初に書いた質問、
「あなたが『いいお店』だと思っていたのに、そこに行かなくなった理由は何でしょう?」
の、潜在的に一番多い答えは、
『行く理由を思い出せなくなったから』です。
頑張って素敵な商品、素敵なサービスを提供していて、来店したお客様も笑顔でお店を後にするのにリピートされにくいお店に必要なのは、お店の存在を「忘れさせないこと」です。
ウェブやアナログのツールを駆使して接触回数を増やし、「いいお店」だったという記憶を消させない工夫をして来店動機を維持すること、必要なときにイチバン最初に思い出してもらうこと、そもそも忘れられずに記憶に付着する強いフックを作ること、このようなアクションが求められるわけですね。
「いい人」が必ずしもモテるわけではないように、「いいお店」が必ずしも繁盛するわけではありません。
悪くはないんですから、あとはそれをどれだけ深く、長く、数多く思い出してもらえるかが、繁盛するお店と廃業に追い込まれるお店の分岐点なんですね。
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