業種や職種ではなく、お客様が競合他社ではなく「あえてあなたを選ぶ理由」を肩書にしよう

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どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

大人になると、いろんな場面で仕事について尋ねられる事がありますよね。

お見合いしかり、異業種交流会しかり、SNSでのオフ会しかり、たまたま駅のホームで知り合った相手しかり。

とにかく、あなたがもはや学生に見えない以上(笑)こういう質問は避けて通れませんし、かといって無理に学ランやセーラー服を着て街を歩くと、今度は警察官に「職質」という形で同じ問い掛けを受ける事にもなりかねません。

「ご職業は?」「お仕事は何を?」このテの質問は、端的に言うと「あんた何者なん?」「お前、一体誰やねん?」と尋ねているわけです。

答え方も様々で、「大工です」「雑貨店を営んでます」と職種を言うのが一般的で、あんまりその話題を広げたくない場合は「建築業です」「サービス業です」と業種でぼかしてその場をシノいだりします(笑)

目次

 職業だけを伝えて、見込み客が振り向くことはナイ!

さて「あんた一体何者なん?」という問い掛けに対し、時には相手の興味をひくように、時には相手がスルーしてくれる事を願って(笑)私達は、その表現の具体性を調整して受け答えするスキルを日常生活を通じ体得しているわけですが、お客様になる可能性のある人に対しても同じ感覚で受け答えする事は、大きなチャンスロスをしている事になります。

「大工です」

「雑貨店を営んでます」

上の例では職種を言うのが一般的だと書きましたが、チラシや名刺やホームページ、お客様を見つける為に作成した販促ツールの中でさえ、これと同程度の自己紹介しかしていない方が意外といらっしゃるんです。

「そンなヤツおれへんやろォぉ」

大木 こだま・ひびきさんのネタのように突っ込む人もいるかもしれませんが、本人は詳しく書いてるつもりでも、その趣旨を考えると「いや、そうでも無い」という表現にとどまってる販促物を目にする機会は、実際に多いと感じます。

お客様になる人が、あなたについて知りたいのは職種じゃありません、ましてや業種なんかでは絶対にありません。

「違い」

お客様は、あなた「だけ」が提供できる事は何なのか、あなたじゃなきゃならない理由が何なのかを知りたがっているんです。

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例えば家のリフォームを考えている人が、あなたのチラシや名刺、ホームページを目にする機会があったとします。

いろんな情報を記載しているとは思いますが、そこに「あなたを選ぶ理由」が明確に表現されていなければ、結局そのお客様にとっては「差しさわりの無い自己紹介」を受けたのと何ら変わりはありません。

「オレ、大工っす!」

知らんがな!っちゅう話です。

知らんがなというよりも「知ってるわっ!!」って感じですよね(笑)大工だと言うからお客様は、わざわざチラシを見てるんです。

しかし、どこまでチラシを読み込んでも「オレ、大工っす!」の域を出ないような「長ったらしい自己紹介」で終始するのなら、そこからお客様を呼び込む事は期待出来ません。

「シックハウスから家族の健康被害を守る為に、徹底した建材選びを行うハウスドクター建築士」

「旧家の建材をあえて見える所に取り入れて、新しいのに何故か懐かしい、安らぎのプチオリジナルマイホームを提案します」

例えばこういう「独自の立ち位置」があるから、お客様は他でもない「あなた」から家を買う理由を見つける事ができるようになるんです。

 お客様が「あえて」あなたを選ぶ理由を、あなたが教えてあげましょう

お客様になり得る人が目にするあなたの販促ツールには、お客様が「あえて」あなたを選ばなければならない理由が必要です。

あなたが発信している情報が「ただの職業紹介」になってしまっていないか、もう一度確認してみましょう。

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