パクッとしちゃうぞっ!
そう言われても「ぜひお願いします」とエロ心満点で言えないのが、下のリンクのような問題。
中国のパクリ商品がどれくらいあるか調べてみた – NAVER まとめ
どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。
スゴイでしょ(笑)
スゴイんですが、日本だって以前は似たような感じだったと記憶しています。
小さい頃に行った夜店の綿菓子袋に、なんとも垢抜けないヘタウマなミッキーマウスが描かれていて、その横には小さく「チュー吉」と書かれているのを私は見た事があります。
うまい棒のキャラだってグレーっちゃあグレーです(笑)
私は以前MR-2というトヨタの車に乗っていましたが、自分でその車の事を「200万円のフェラーリ」と呼んでいました。それくらい解りやすくテイストがパクられています。
知的財産権が世界的に確立されようとしている現在では、少なくともリンクのような丸パクリはもう確実にアウトな流れです。
しかし「パクる」という行為自体は、成長の通過儀礼だと思っています。
守・破・離、という言葉がありますが、何かを吸収する「守」の段階では絶対に必要な事です。
商売においても、他人の成功事例で役立ちそうな所は厚顔無恥にパクったらいいし、失敗事例は反面教師としてパクればいいんです。
ただ、商売において丸パクりが正しいのかと言えば、それはちょっと違います。
職人さんが「ワシの技を盗め」みたいな事をお弟子さんに言ったりしますよね。
これはいいんです、単純に出来ない事が出来るようになる為に「型」を自分の中に作る為ですし、目に見える形を作る為のスキルを得る為ですから、できる事なら丸パクりするべきでしょう。
教え方として正しいとは私には思えませんが(笑)単純に最低限の技術は丸パク大いに結構だと思います。
ところが、売り方を真似るとなると、問題は見た目の技術だけに留まりません。
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市場規模や業種だけでなく、客層、単価、その他いろんな条件が違ってきますので、見えるものだけを真似るのはとっても危険。
例えば近所に流行ってる居酒屋があるとします。
いつも夕方には店員さんが店の前で割引券を配っているのを見て「これでお客様を増やしてるのか、じゃあうちもやろう」と、パクリセンサーが反応したとしましょう(笑)
ところがその居酒屋が賑わう理由はそこでは無い可能性があります。
割引券の使用条件が、一度食べたら絶対リピートしたくなるくらい激ウマの自信作を注文したら割引発生という内容で、キャッシュバックが目的ではなく味を広める事が狙いなのかもしれません。
入店したお客様を会員にしてメンバー限定のコミュニティにいざなう事で、単純にお店のファンを作るのが目的だったとしたら、割引券の部分だけを真似てもリピートには決してつながらないでしょう。
要するに、仕組みや目的を理解せずに上っ面の活動を模倣しても失敗するという事です。
見た目をパクるのでは無く「そこにどんな仕組みがあり、それはどう消化すれば自分の商売に応用が可能なのか」というエッセンスの抽出の仕方がキモになるわけです。
あなたの商売のヒントになる事例や取り組みは、世の中にきっと腐る程あります。
集客のヒント、満足度向上のヒント、いろんな所に転がっています。
しかし、あなたには、あなた自身が持つ「お客様を集める仕組み」「お客様がリピートしたくなる仕組み」を既に稼動させているはずです。
隣の庭の青い芝生が素敵だからといって、誰かが作った仕組みをそのまま自分の庭に持ってきても、根が張らないどころか先に植えていたあなたの植栽を枯らしてしまう可能性だっていあるという事です。
他人の成功事例をパクるのは慎重に。
そういう点でも、「中国、アウトォ!!」(笑)
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