切り口を変えた宣伝を、複数用意しよう

切り口を変えた宣伝を、複数用意しよう

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どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

一目惚れをした事はありますか?

私はあります(笑)人に対してもモノに対しても、見たとたん「ズキュン!!」ってきた事が何度かあります。

ただ、何かを好きになるパターンがいつも一目惚れってわけではありません。

最初は何とも思わなかったのに、何度か目にするうちに好きになったり、最初の印象はよくなかったのに、ふとしたきっかけで興味をもてるようになったり。

好きになる回数としては、一目惚れよりも圧倒的に多いのがこうした「徐々にパターン」です。

目次

 あなたのお客様は、何回目で購入を決定しますか?

私達商売人は、商品を売る為にいろんなメディアを通じてお客様と接触します。

ある時は口頭で、ある時はブログやメルマガで、ある時はDMやチラシで接触を試みますが、あなたが発信する情報を何回お客様が見れば購入を決めるのかなんて分かりませんよね。

しかもそれは、私達にはコントロール出来ない領域でもあります。

全く同じチラシを打っても、一回目で購入する人もいれば三回目でやっと購入を決意する人もいます。

逆に三回も同じチラシを見せられて、「もうええって!」と敬遠する人もいるでしょう。

「三回アタックしてくれたらデート考えるわ」というお客様もいれば、「三回もコクられたら引くわ!」というお客様もいるわけです(笑)

一つの商品やサービスを販売する上で、このように様々な購入パターンがあるお客様を、一体どうやったら最も取りこぼしの少ない方法で購入へ繋げる事が出来るんでしょう。

 宣伝頻度と、お客様が示す拒否反応のバランス

商品の宣伝には、必ず「終わり」がありますよね。

その商品の販売期間がソレに該当します。

一生同じ商品を売り続けるのであれば引退まで、数量が限定されていたり季節モノの場合は数ヶ月、あなたはお客様になり得る人々に対して最大の、しかもやり過ぎて飽きられない範囲での宣伝を行う必要があります。

例えば、私がfacebookでイベントを企画したとします。

一ヵ月後、私がライブハウスで歌いますよ、と(笑)

百歩譲ってマーケティングセミナーでもやるってンならまだしも、声すら聞いた事のないオッサンに突然「ライブやるから!」って言われても困りますよね。

ひょっとしたら何人かは面白半分で「行ってみるか」という気になってくれるかもしれませんが、なんせ一ヶ月先が本番なので宣伝出来る時間は限られています。

「あんまりしつこいと嫌われるかなぁ」と思いながらも、本番まで時間が無いので、仕方なくその日から毎日同じ告知をfacebook上で続けますが、多分すぐ私の友達やフォロワーさんが減っていくと思います(笑)

そりゃそうですよね、だって毎日同じ宣伝見せられたらウザいですもん。

商売の世界では、お客様との「単純接触回数」が増えるほど売り手を身近に感じる、な~んて言ってますが、あんなのは状況次第です、「多けりゃいいのか」なんて額面通りを鵜呑みにしちゃいけません。

どんなに肉好きでも一日三食焼肉だとさすがにキツいように、情報だって受け取る側に飽和もあれば臨界点もあるし、頭に染み込むペースの上限だってあります。

一回目の告知でイベント参加を決心するとは限らないので、二度目三度目の継続アプローチは必要ですが、かと言って頻度を上げ過ぎると今度はウザがられて逆効果の可能性が高まる、もちろん告知出来る期間は限られている、私達商売人はこうしたジレンマと折り合いを付けなければならないわけです。

 露出頻度の高い宣伝への拒否反応を下げる、様々な施策

今回のケースで「告知がウザい」と感じる理由は、興味が持てない同じ情報を、高い頻度で見せられ続けるからです。

「ホラまた書いてるよ!」「もうええって!」こう思われてメンタルブロックされてるわけです。

情報の受け手をこういう状態に陥らせない為に、送り手である私達商売人に出来る最も簡単な対応策は「告知のバリエーションを増やす」という事です。

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この例で言えば、最終的に告知しないといけないのはライブの日時と場所、これが告知の軸となる、外せない部分です。

この軸に、どれだけ切り口の違う装飾を付けて告知をデザインするかで、バリエーションはある程度増やす事ができます。

私がライブをやろうと思った経緯、そのライブハウスでなきゃ出演を決めなかったであろう理由、バンドメンバーの話、オリジナル曲の作成秘話、振り付けを考えてアキレス腱を切りそうになった話、プロのライブパフォーマンスを参考にしようとネットで検索したら最初にヒットしたのが「きみまろライブ2015」でガッカリした話、ステージで歌うと娘に話したら恥ずかしいからやめてと泣かれた話、など。

最終的に「軸」につながる、振り幅のある話を出来るだけ多く用意する事で、ある程度は「もうええって!」を回避する事ができるだけでなく、興味を持ってくれる対象のすそ野を広げる事も可能です。

製品広告であれば、開発秘話やユーザーの声など、視点の違う切り口を装飾にし、ひとつの物語としての「シリーズ広告」にする事で、見飽きた感を軽減するだけじゃなく、お客様の多様な嗜好にフィットする、よりピンポイントな訴求ができる可能性があります。

只の製品広告ではピンとこなかった人が開発秘話で興味を持ったり、開発秘話ではピンとこなかった人がテストユーザーの家庭環境にシンパシーを感じたりするわけです。

 視点を変えて、飽きられ難い広告を出稿しよう

ひとつの商品に切り口を変えた宣伝を複数用意する事で、以下のようなメリットが生まれます。

・大量に露出しても飽きられにくい

・トータルの情報量が増える為、商品に興味を持つ対象を広げる事ができる

・トータルの情報量が増える為、商品を深く掘り下げて訴求できる

より多くのお客様のアンテナにヒットし、なおかつ飽きや嫌悪感を与えない最大回数の露出に耐えられる宣伝環境を作る為に、自分なりの戦略や仕組みを準備しておきましょう。

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「何を買うか」ではなく「どこで買うか、誰から買うか」でお客様に選ばれる商売をする為に、まず既成概念と聖域を取っ払って、全てのオペレーションを見直してみましょう。

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