売り手のこだわりは、充分過ぎるくらいの理由を添えてお客様に発信しよう

売り手のこだわりは、充分過ぎるくらいの理由を添えてお客様に発信しよう

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どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

商売をするにあたって、こだわりを持って臨んでいることってありますよね。

商品に求める素材や材料、産地やメーカーへのこだわり、、接客でのこだわり、想定した客層へのこだわり、ディスプレイへのこだわり、店内に流れるBGMへのこだわり、身だしなみへのこだわり、いろいろあると思います。

売り手であればあってしかるべきだと思いますし、そのこだわりがファンを増やしていくことにもつながります。

さてさて、せっかくこだわりを持って商売をしているんですから、そのこだわりは余すとこ無くお客様に伝え切る、という事にもこだわってみましょう(笑)

目次

「こだわってます」という言葉だけでは、お客様に伝わらない]

例えば私がレストランを経営しているとします。

豚肉好きの私は、お店で使うポークを三元豚に決めました。

これって、売り手である私の「こだわり」ですよね。

だから、それを店内にPOPで告知します。

『当店の豚肉は三元豚を使用しています』って、書いたものを壁に貼ったりするでしょう。

この辺りまでは、よく見かける光景です。

生産者農家の顔が見える野菜ですとか、国産ですとか、コットン100%ですとか、そういう告知ってホントよく目にします。

それを見たお客様も、ああ三元豚使ってるんかとか、ほな野菜は安心て事なんやねとか、肌触りよさそうやんとか、色々勝手に想像するわけです。

ところが、これってあくまでもお客様の「想像力任せ」なんですよね。

あなたが発したこだわりキーワードを元に、お客様が知ってる範囲の知識や情報を元に、勝手に連想して「ぼんやり」納得しただけでしかありません。

三元豚を知らないお客様にとっては「それがどないしてん!」です(笑)

「わざわざ店主がPOPに書いてるぐらいだから、きっとおいしい豚さんなんでしょうね」くらいは感じるかもしれませんが、伝わり方ってお客様任せ、お客様次第なんです。

これって、考えたらずいぶんもったいない話です。

どんな経緯であれ、せっかく売り手としてこだわった部分です、こだわる理由や背景を含めて、伝えられる限りのこだわりをアツく全力でアピールしてみましょう。

先程の三元豚であれば、なぜ私はその品種を選んだのか、スーパーで安売りしているポークと何が違うのか、バームクーヘン豚や東京Xではダメなのか、そもそも三元豚とは何なのか、いくらでも伝えたい話ってあるはずです。

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生産者が見える野菜を扱うのでしたら、何故そうするのか、その生産者はどんなこだわりをもって野菜を育てているのか、逆に生産者が見えない野菜にどれだけのリスクが潜んでいるのか、なんて話もできますし、お客様が聞きたいトコってまさにソレですよね。

ただオーナーが好きだからという理由だけで店内に流しまくってる北島三郎のBGMでさえそうです、何故サブちゃんなのか、何故開店時の一曲目はいつも「祭」なのか、「与作」じゃダメなのか、せめてJ-POPじゃダメなのか、こんなクソ例題でさえいくらでも伝えておくべきこだわりってあるわけです(笑)

お客様には常に必要かつ充分な情報を提供しよう

このように、売り手であるあなたのこだわりを積極的に伝える事で、お客様には「あなたがこだわりをもって商売に臨んでいる」という事が伝わります。

ただ「こだわってます」なんて話だけでは不十分、お客様に伝えなきゃならないのは「なぜこだわっているのか」という理由も含めてです。

ここまで伝えるから、こだわるあなたに対しての理解者、ファンが生まれるんですね。

こだわりが適切に伝わると、お客様の目にはそれがあなたのお店の「色」になります、「ウリ」になります、「個性」になります。

そのこだわりを軸に商売を展開していく流れだって起こり得ます。

お客様に妄想をゆだねるだけでは決して正確には伝わらない、「あの店はこだわってる」という評価が、ここでやっと得られることになります。

お客様に連想させたり想像させたり妄想させるような他人任せな伝え方ではなく、売り手であるあなた自身の口から「こだわりのすべて」を伝え切りましょう。

あなたが「ちょっとしたこだわり」だと思っているモノ、実はちゃんとアピールするだけで「充分なお店の個性」として、お客様に認識されるのかもしれませんよ。

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