商売の設計図に沿わない販促ツールのデザインは、ただの悪ふざけでしかない

どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

 

シャレオツなものやキュートなものは一切作れませんが(笑)私には一応「グラフィックデザイナー」という肩書きもありますので、有形無形を問わず、売る為に設計されたモノへの関心やこだわりは、人一倍あります。

いろんな所で書いていますが、販促ツールという目的を逸脱してまで「なんとなくカッコいい販促物」を欲しがる商売人と、販促物をデザインする目的を考えず、本当に「ただカッコいいか、カワイイだけでしか無いクズ」を平気で上げてくるデザイナーが繰り広げる、ショートコントみたいな校正のやり取りがなくなるだけで、日本はずいぶんお客様にやさしい国になるだろうと思っています。

 

 「設計した売り方」を実現する為にデザインされた販促ツールだけを使う

デザインするものにはすべて、ひとつ残らず作成された目的があります。

もっと言えば、デザインに目的が反映されていようがいまいが、それは受け手に何らかの影響を及ぼします。

お店の外装や内装も、フライヤーの書体も、メニューボードに添えたメッセージも、BGMのジャンルや音量も、店内のフレグランスも、全部そうです。

それぞれ用意する目的がありますし、大した考えも無く用意しても、お客様の目に触れれば相応の影響は出ます、悪影響や逆効果という影響も含めて。

どんなに好きやからと言って、病院の待合室のBGMにメガデスはアカンのです(笑)

 

ですので、少なくとも商売に使う販促ツールを用意する前に、商品を売る為の設計図が必要なんですね。

むしろ最初に設計図ありきです、誰にどういう印象を持ってもらいたいか、誰に買って欲しくて、誰には来てもらいたくないか。お客様が決まるから、その方々を集める為のツールが作れるわけです。

商売の設計図に沿わない販促ツールを作ると、一貫性が保てずにブレてしまいます。

設計図に沿わない、何となくカッコいいとかカワイイだけの販促ツールを欲しがる人は多いですが、そうして作られたツールの多くは、悪ふざけか嫌がらせかトイレの落書き程度の存在意義しかありません。

商売というプロジェクト全体から見た生産性は、間違いなく下がります。

 

商売の設計図を具現化するのに必要なものをデザインする、実現の邪魔になるものはデザインしない、使わない。

大事なのはコレだけなんですね。誰に何をどう売り続けるつもりなのかを決めて、それに沿うだけ。

ファッションが生きザマが表れるように、デザインには売りザマが表れますね(笑)

 

 スキルやテクニックが、目標達成の為の手段として適切に使われている好例

これ以降おまけです(笑)

今から書くくだりが、イメージとして正しく伝わるかどうか分かりませんが(笑)私が勝手な印象を持つ、適切なデザインを施された映画というのがあります。フォレストガンプです。

フォレストガンプをご存知ない方はTSUTAYAにGO!してぜひ一度観て頂きたいんですが、それまでの映画での合成技術って、宇宙船飛ばしたりモンスター動かしたり、みたいな感じの使われ方でした。

合成技術の進歩がSF映画の進歩、ただただ映画にリアリティを持たせる為だけに、映画は常に最新・最高の合成技術を使用してきました。

けど、どんなに最先端の技術でリアリティを追求したところで、それが合成だって事はすぐわかるわけです。

銀河の果てで、ダースベイダーがスーハースーハーやってる絵ズラになんて、誰もリアリティ感じませんよね(笑)そもそも設定がウソですから何やったって浮いてるんです。

 

ところが、フォレストガンプって映画は設定が現代、エスパーも宇宙船も恐竜も出てきません。

じゃあ何に合成技術が使われたかと言うと、現代の空を舞う一枚の羽根だったり、実在した歴史上の人物の映像資料に、主人公が写っているような効果に使われています。

「あー、ついに特撮技術に使われる時代から、特撮を『本当の意味で』使う時代に入ったんやな」って思った事を今でも思い出します。

 

進歩する道具に振り回されて「出たトコ勝負」をするんじゃなく、手に入れたい結果を自覚した上で、それを手に入れる為に必要な使い方をする。それが正しい道具との向き合い方なんですよね。

販促ツールのデザインも同じです、SNSやLINEだってきっとそうです。

道具は所詮道具でしかないんだから、イチビってないでちゃんと使おうって事です。

 

と、ここまで書いて読み返してみて、やっぱこのくだり要らんなって気付いたんですが(笑)せっかくなんで(何が 笑)残しておきます。

フォレストガンプをご存知ない邦画好きの方は、三丁目の夕日に置き換えてお読みくださいませ。

 

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