どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

 

どこかで聞いた話なので定かではありませんが、新人のコピーライターさんは、一つの商品やテーマで何百個ものキャッチコピーを搾り出す練習をするらしいです。

自分でそれをやると考えただけでゾッとしますが(笑)いかに多くの視点を持ち、それを的確な言葉で伝えるかというスキルは、私達商売人にとっても必要なものです。

宣伝を極限までそぎ落としたら最後に何が残るのか

キャッチコピーを作る際、ターゲットとなるお客様を想定したり、そのお客様にどういう行動をとってもらいたいかを考えるのはもちろんですが、結果的に理詰めで考え抜いて「いきんで」生み出されるフレーズもあれば、勢いでパッとひらめくフレーズもあります。

いろんなタイプ、いろんなパターンがあっていいと思いますが、部屋にこもってウンウン唸りながら理詰めでキャッチコピーを生み出す最右翼がコピーライターだとしたら、その対極に位置するのは、一日中しゃべり続けて一人でも多くのお客様を店内に引き入れる事が仕事の「呼び込み」になるのかもしれません。

お客様が店の前を通過する僅かな時間の中で、投げ掛けた言葉の広告効果がリアルタイムで判るという点で、これ程シビアかつライブ感あふれる環境は無いのではないかと思います。

このリンクを見てください。

すさまじい『キャバ呼び込み』のコミュ力 – NAVER まとめ

※2017/05/05追記 リンク先ページがなくなった為、ご確認頂けません。キャバレーにまるわるダジャレと通行客に放つレスポンスの凄さをご想像ください(笑)
秒単位で感じ、秒単位で考え、秒単位で発する、数稽古を繰り返した「つかみ」の極意はすさまじい(笑)いやマジで。

 

で、ここから何が分かるのか。

キャバクラの呼び込みが凄いのは分かりましたよね、ダジャレが過ぎるけど(笑)

確認して頂きたいのは「宣伝を極限までそぎ落としたら最後に何が残るのか」という事です。

どんなに情報を盛り込んでも、そこにお客様を誘導できないのなら意味はナイ!

例えば、もしあなたがお店の宣伝チラシを作るとなったら、紙面に盛り込む情報って盛りだくさんですよね。

ヘッドコピー、ボディコピー、商品説明、参考写真やイラスト・図説、使用者の声、価格、住所や地図、電話番号やURL、最低でもこのくらいは入ってます。

速読とかフラッシュ暗算できる人以外は、隅々まで目を通したらそこそこ時間が掛かります。

 

一方、リンクでのキャバクラの呼び込みはシンプル。

「キャバれん坊将軍のおなーりー!」だけです(笑)

 

このキャバクラの一言、チラシのどの部分にあたるかというと「ヘッドコピー」です。

店内に入ると松平健が馬に乗って現れるわけではありませんので(笑)決して「本文」には該当しませんよね、本文を読ませる為に用意したキャッチコピー、まさに「つかみ」の部分に該当します。

 

要するに、宣伝を極限までそぎ落としたら、最後に残るのは「つかみ」だという事です。

 

どれだけお金をかけてチラシに多くの商品情報を盛り込んだとしても、それを読む気にさせる「つかみ」が成功しないと、それ以降の情報は読まれない、無いに等しいわけです。

お客様の視線を商品に向けさせる「つかみ」と、向けた視線の先にある商品、極端に言えば最低限このふたつさえあれば宣伝は成立するという事です。

もちろん、このふたつさえあれば他は要りませんよって話ではありません(笑)

どんなに壮大で緻密な宣伝プランを考えたとしても、一番力を入れて考える必要のある重要な部分は導入部、「つかみ」だという事を言いたいわけです。

お客様の心と視線をツカむ力のないコピーに、存在価値はないことを知ろう

暇でテレビのチャンネルを次々変えて、面白そうな番組をやってないかと探す時があると思います。

ひとつのチャンネルにわずか数秒、そこで興味をひく何かが無ければ次のチャンネルに行ってしまいますよね。

その後、そこでスルーした番組があなたにとってどれだけ面白い内容になったとしても、あなたはそれをもう知る事は出来ません。

本当はあなたにとって必要な番組だったのに、それはあなたに伝わらなかった。

最初に見た数秒で、あなたにそれを提示出来なかったからです。

 

これは、あなたが打ち出すチラシやホームページでも同じ事が言えます。

お客様が目にする導入部に引っ掛かりが無いと、それ以降にどれだけ有益な情報を用意していても、見てもらえる可能性は低い。

「つかみ」が無いと、次は無いという事です。

 

あなたの商品の宣伝は、商品の事を詳しく知りたくなるような魅力的な「つかみ」が、最初にお客様の目の中に飛び込んでくるようになっているでしょうか。

ぜひこの機会に見直してみてください。

 

適切かつ強力な「つかみ」を用意する事で、あなたは業界のキャバれん坊・・・いや暴れん坊将軍になれるかもしれません(笑)