既成概念が生む、クソみたいな名刺

どもっ!商売力養成コンサルタントの福谷です。

これまで、お客様を引きつける事がいかに重要かという話を、主にチラシを例にお話してきました。

一般的に、いかにも「広告」的なイメージがあり、販促の代表選手みたいなアイテムがチラシなので、それを例としてお話させて頂く事が多くなるのですが、もちろん販促ツールというものはチラシ以外にもたくさんあります。

DM、パンフレット、セールスレターやホームページなど、基本的に盛り込める情報量が多い販促ツールは、売り手にとっても重要なアイテムだという認識が高く、より良いものに改善しようという意識も高いようです。

しかしその一方で、名刺、看板などのアイテムは、盛り込める情報量に限界があるからか、はたまた既に限界を感じているからか、それとも販促物という自覚すら無いからか(笑)とにかくあまり重要視されていないように見受けられます。

重要視されてないというより、思い込みや慣例、先入観から手を加える余地が無いと錯覚されているのかも知れません。

今回と次回は、頭の中の既成概念を取っ払う為に、そのあたりの「誤解」についてお話したいと思います。

今日はまず「名刺」について。

名刺は販促物というより、初対面での挨拶に必要な「セレモニーアイテム」という位置付けになっている人が多いのではないでしょうか。

名刺を渡す目的を「挨拶」と取るか、「商売のスタート」と取るかであなたの仕事、あなたの印象に対する相手の認知度は天地ほども違います。

ファーストインプレッション、第一印象というのは当たり前の事ですが、一度きりです(笑)

名刺を渡すというこのチャンスを最大に生かせば、あなたを強く印象付ける事はもっと簡単に出来ます。

・「初めまして、私、こういう者です」と名刺を渡す。

・相手は名刺を受け取って目を通す。

当たり前の光景です。

当たり前ですが、ここでよく考えて下さい。

名刺は100人に直接渡せば、必ず100人がその場で目を通してくれます。

目を通して見せる事がビジネスマナーでもあるので、少なくとも相手はそうしてくれます。

100%見てくれる。

そんな販促ツール、他にありますか?

チラシを駅前で手渡ししても、この高確率は有り得ません。

ましてや、折り込んだりポスティングして、直接手渡しするのをやめたら大半はゴミ箱に直行ですよ。

確かに貰った名刺に目を通す、という作業は儀礼的な側面もあります。

ビジネスマナーとして、貰った名刺にはその場で目を通さないと相手に失礼とされているからです。

しかし、ここでお客の心を揺さぶる事が出来ればどうでしょう?

対面で渡すので、お客があなたの名刺になんらかの興味を持てば、必ず名刺に書かれた内容に関する会話になります。

その場で内容についての質問を受ける事もあります。

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挨拶したその瞬間から仕事に展開する可能性もあるのです。

名刺は広告です!

「そんなのわかってるよ」あなたはそう思うかも知れません。

しかし、本当の意味で名刺を広告だと認識して実践している人はまだ非常に少ないです。

なぜそう断言できるのか、それはあなたが過去に貰った名刺を見ればわかります。

どれだけ画一的で似かよったレイアウトの名刺が多いか、並べてみればわかります。

どれだけ仕事の「詳細」すら説明していない名刺が多いか、数えてみればわかります。

今までにどのくらいの枚数を頂戴し、そのうちの何枚の内容を忘れずにいられたのか、思い出せばわかる事です。

多くの人の名刺は、「それ単体で広告として成り立つ営業ツール」として作られているのではなく、「初対面での挨拶の時に必要な、自己紹介補助ツール」程度の目的で作られています。

いわゆる「そつなく恥ずかしくない名刺らしい名刺」「何となくカッコいいと思われたい名刺」にしようとして作る人が多いという事です。

そして、無難でそつの無い名刺は、少し時間が経てば貰った記憶すら無くなってしまいます。

という事は、今がチャンスですよね(笑)

多くの人がまだ実践出来てない今だからこそ、そこにメスを入れるだけであなたの「名刺という名の広告」は最大の「つかみ」を生む可能性があるのです。

今一度、自分の名刺をじっくりと見返してください。

そして、構成要素の何が足りず、何が邪魔なのかをよく考えてみましょう。

もしあなたが貰ったら、書かれた内容に関する質問をせずにはいられない名刺、ドキッとして長く記憶に残るであろう名刺を想像してみましょう。

たまたま誰かがあなたの名刺を拾って、それを読むだけであなたの仕事を理解し、連絡を取ってみようと思うであろう名刺を想像してみましょう。

そこには一体何が書かれているのか、何が省かれているのか。

名刺はあなたを売り込む為の「広告」なんです。

折り込みチラシやDMを作るつもりで内容を精査しましょう。

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